日本国内はおろか、世界中でも新品が出ず中古品も同じような状態のモノしか出てこないので修理をと依頼を受けました。
カプラー・ピン部分は生きており配線を直していきます。
劣化のあるプラスチック部分は一部加工して作り直し、ハンダ部分も付け直しを行います。
配線図とボロボロの現物を見ながら長さや太さ、配置を出し新造していきます。
配線にテープを巻き、コルゲートチューブによる保護を行い、その上にテープと一部耐熱処理を行います。
C36の起こし中に発見しレストアを諦めることも考えたそうですが、クルマに新たな命を吹き込むことができたようです。
ただ交換するだけではなく、ないものは作り直す。
逗子本店はクルマに対する思想・技術・経験においては他の追従を許さないほどの情熱を持ち最善の施工を行っております。